死者に向き合う
映画『おくりびと』のもとになった『納棺夫日記』に、僧侶がお葬式を行いながら死者と向き合っていないという批判があった。お葬式は遺された人のためだけに行うという僧侶もいるが(『坊主のぼやき』)、死者と真正面から向き合わずして …
映画『おくりびと』のもとになった『納棺夫日記』に、僧侶がお葬式を行いながら死者と向き合っていないという批判があった。お葬式は遺された人のためだけに行うという僧侶もいるが(『坊主のぼやき』)、死者と真正面から向き合わずして …
新しく買った絡子の裏が真っ白のまま年を越してしまったので、以前から作ろう作ろうと思って先延ばしにしていた遺偈(ゆいげ)をささっと作り、書き込んでみた。 遊空一期 至心詠己 成光無為 何以慙愧 (空に遊ぶ一期 至心に己を詠 …
ここ数年、お盆中の法事には『仏説盂蘭盆経』を読んでいたが、今年から『慈経』に替えた。 『仏説盂蘭盆経』は餓鬼界にいる母をお盆の法要で救い出す話である。「如是我聞」から始まるが、お釈迦様の時代の話ではなく、中国撰述の偽経で …
今日は8時から法事、位牌開眼、法事、墓地開眼、祈祷と5件。うどんを食べて午後は夕方まで境内清掃に汗を流す。夕食後は明日の会議の資料作り。やっと終了。 昨日の午後に講演会があって、終わってからの質問で坐禅の功徳の話になった …
僧侶を酒気帯び運転で逮捕 公務員だけでなく、民間でも飲酒運転はクビになりつつあるが、僧侶は法事で飲むのがひとつの仕事みたいになっているせいか(いい身分だ)処分はそれほど厳しくないような気がする。衣姿というだけで検問をスル …