三時業
仏教では因果応報とか自業自得ということを説くが、近年その解釈が揺れている。というのも、病気や貧乏に苦しむ人に対し、経典や僧侶が1000年以上の長きにわたって説いてきた「それは前世の報いですよ」というのがNGになったからだ …
仏教では因果応報とか自業自得ということを説くが、近年その解釈が揺れている。というのも、病気や貧乏に苦しむ人に対し、経典や僧侶が1000年以上の長きにわたって説いてきた「それは前世の報いですよ」というのがNGになったからだ …
昨年、市内の仏教会で各葬儀社に、葬儀の伴僧の人数やお布施の金額については不用意に助言せず、聞かれたら各寺院に問い合わせるように促すというお願いをした。お布施の金額は、寺院によって、家によって、人によって異なり、一律ではな …
法華経の観世音菩薩普門品は、曹洞宗でもよく読まれるお経である。そこでは、観世音菩薩を信仰する功徳が説かれている。このお経はお釈迦様が亡くなって400年ほどして、紀元前後ころから起こった在家信者による宗教文学運動の一環とし …
地区で開かれている写経教室で、写経の前に般若心経の解説を行っている。45分ずつ3回行っているから、あわせると2時間以上にもなる。できるだけ分かりやすいよう、それでいて正確であるように努めているが、これが実に難しい。 以前 …
釈尊の時代より、毎月2回、修行僧が集まり、戒律を読み上げ、罪のあるものは自ら告白して懺悔し、長老はこれに対して訓戒し、滅罪を宣言するという行事が行われていた。これを布薩(ふさつ/uposatha)という。日本でも本山では …