修証義の現代語訳(3)
毎年地元の公民館で行われている写経教室では、写経の前にお経の話をしている。1年目は般若心経、2年目は法句経を取り上げたが、3年目は修証義にしてみた。正確にいえば修証義はお経=仏説ではないが、お釈迦様の教えの核心を捉えてい …
毎年地元の公民館で行われている写経教室では、写経の前にお経の話をしている。1年目は般若心経、2年目は法句経を取り上げたが、3年目は修証義にしてみた。正確にいえば修証義はお経=仏説ではないが、お釈迦様の教えの核心を捉えてい …
先代から使っていた経本がだいぶ古くなったので、この度経本を作り直した。法要などで使いやすいよう、テキストを打ち込んだファイルを近所の印刷所に持ち込み、以前の経本と同じサイズ・デザインで作ってもらった。 もくじ ・修証義 …
曹洞宗でよく読まれている修証義の第一章に続いて、第5章も現代語に訳してみた。第1章は悪因苦果への言及が多く、決して気持ちよく読めるものではないが、第5章は感謝がテーマなのですっきりする。インド人しか悟れないとか、雀や亀が …
曹洞宗のお葬式では、最初に戒名を授ける式で16条の戒律を示す。仏法僧への三帰戒、悪を作らず、善に励み、人を救い助けるという三聚浄戒、そして人としてやってはいけない十重禁戒である。 この十重禁戒は、最初の五戒までは覚えやす …
今日は地元の老人会の講演があって、ネタの仕込みに七夕について調べてみた。 古くは、「七夕」を「棚機(たなばた)」や棚幡と表記した。これは、そもそも七夕とはお盆行事の一環でもあり、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であ …