大般若経第578巻・般若理趣分品
大般若会でおなじみの『大般若経』第578巻、般若理趣分品を読解。同じものを不空が翻訳したという『理趣経』の十七清浄句では、性的快感が実は菩薩の境地であるとしているのに対し、理趣分品では全く逆で禁欲と善行こそが菩薩の境地で …
大般若会でおなじみの『大般若経』第578巻、般若理趣分品を読解。同じものを不空が翻訳したという『理趣経』の十七清浄句では、性的快感が実は菩薩の境地であるとしているのに対し、理趣分品では全く逆で禁欲と善行こそが菩薩の境地で …
東京学芸大で因明(インド論理学・討論術)の研究会。「因明」とはお釈迦様の教えを正しく理解し伝えるための学問として、声明などと並んで中国・日本でも学ばれてきた学問であるが、残念ながら現在は廃れてしまっている。博士課程の研究 …
『菩提行経』(बोधिचर्यावतार、シャーンティデーヴァ作、8世紀)はダライ・ラマがよく言及するお経だ。気になっていたところ、中村元『現代語訳 大乗仏典』で読むことができた。人間的で共感することしばしば。 < …
公民館の写経教室で『父母恩重経(ぶもおんじゅうきょう)』を講読。自分の育児と絡めて解説しました。 このお経は儒教的に変容された中国撰述の経典ですが、遅くとも8世紀には成立しており、1000年経っても変わらない親子関係のい …
2月15日は涅槃会。お釈迦様の命日です。前日でしたが涅槃図を掛け、梅花講のみなさんとご詠歌をお唱えしました。お唱えの前に涅槃図の解説中。