四八端厳微妙相
「三十二相八十随好」は、お釈迦様の身体的な特徴としてパーリ経典から伝えられてきたもので、転輪聖王の特徴としても挙げられています。仏滅後、反偶像主義のために約500年間、仏像が作られなかったのですが、この特徴を元に仏像が作 …
「三十二相八十随好」は、お釈迦様の身体的な特徴としてパーリ経典から伝えられてきたもので、転輪聖王の特徴としても挙げられています。仏滅後、反偶像主義のために約500年間、仏像が作られなかったのですが、この特徴を元に仏像が作 …
「八万四千の法門」という数は、須弥山の高さが84,000由旬というところから来ているという論文(1由旬は1.6kmなので、須弥山の高さは13万km!)。さらに84という数は、1週間7日×12ヶ月とか、7つの惑星×12星座 …
『梵網経』の十波羅提木叉を読解。曹洞宗の葬儀で授けられる十重禁戒(殺さない、盗まない、性行為を行わない、嘘を付かない、酒を作らない、悪口を言わない、自慢しない、欲張らない、怒らない、仏教を疑わない)はここから来ています。 …
祈祷でよく読む『消災妙吉祥陀羅尼』を解読。前後に説明文がついており、悪い星によって天体の運行を脅かされて起こる災難を、お釈迦様から放たれる光の力で消し去るという内容である。毎日108回×7日間読まなければならないとか。 …
大般若会でおなじみの『大般若経』第578巻、般若理趣分品を読解。同じものを不空が翻訳したという『理趣経』の十七清浄句では、性的快感が実は菩薩の境地であるとしているのに対し、理趣分品では全く逆で禁欲と善行こそが菩薩の境地で …