『破戒と男色の仏教史』

僧侶が結婚するのは日本では当たり前のようになっているが、世界的に見れば日本と韓国のごく一部にすぎない。そんな日本で仏教ブームといっても、教義的なものが主流で戒律が省みられることは少なかった。しかし持戒は釈尊以来の仏教の伝 …

『仏教の正しい先祖供養―功徳はなぜ廻向できるの?』

仏教は葬儀や法事に関わらないで、生きている人の救済に努めるべきであるという主張がある。先祖供養は中国以来の伝統で儒教によるものであり、インドで生まれたものではないとも言われる。しかしこの本では、インド初期仏教の経典で説か …

『まわりみち極楽論―人生の不安にこたえる』

すぐ最新の物理学とか言ってオカルトに走るのと、どうも他人事のような調子になるのとがピンとこないが、ところどころなるほどと思うこともある。 議論していると、ああも言える、こうも言えるという余裕がなくなってくるのが善くも悪く …

『私の嫌いな10の人びと』

笑顔の絶えない人、常に感謝の気持ちを忘れない人、みんなの喜ぶ顔が見たい人、いつも前向きに生きている人、自分の仕事に「誇り」をもっている人、「けじめ」を大切にする人、喧嘩が起こるとすぐに止めようとする人、物事をはっきり言わ …