『百年泥』
作者は東大印哲で年上の後輩。チェンナイで日本語教師をしている経験から書かれているようで、作中の出来事とファンタジーの曖昧な境界が、著者自身と本作の主人公の曖昧な境界とリンクしていて、読んでいるうちに主人公の体験なのか想像 …
作者は東大印哲で年上の後輩。チェンナイで日本語教師をしている経験から書かれているようで、作中の出来事とファンタジーの曖昧な境界が、著者自身と本作の主人公の曖昧な境界とリンクしていて、読んでいるうちに主人公の体験なのか想像 …
「太初において、これは有のみであった。唯一の存在で第二のものは存在しなかった」「変容は、言葉による把捉であり、名づけである」(『チャーンドゥーギヤ・ウパニシャッド』)」に始まるインド哲学の存在論を系統立てて概説。「世界は …
田舎に住む者としては、現実逃避で地方を理想化されてもなあという感じ。地方には地方の課題があり、好き好んで住んでいるというよりも、仕方なく住んでそれなりにやっている人が大半ではないだろうか。 そんなわけで全体的に共感しにく …
この世界は神が作った多人数参加型ゲーム『人生』という設定で、「寿命」というリソースから新スキルを獲得し、そのスキルをいかして「ジョブ」に就き、スキルと「お金」というリソースでイベントをクリアし、ゲームオーバーまでに幸福点 …
主張内容は前著『子どもが減って何が悪いか』(http://www.tgiw.info/weblog/2007/02/post_363.html)と同じで、少子化対策を進めれば進めるほど「生活期待水準」がどんどん上がり、そ …