議論の誤謬
短大の講義資料見直しで久々にサンスクリット語を読む。「議論と論理」というテーマで、博士論文に関わる話が年1回だけできるチャンスである。 これまでは六師外道から宗論まで、議論の歴史を紹介していたが、今年から「ヘートワーバー …
短大の講義資料見直しで久々にサンスクリット語を読む。「議論と論理」というテーマで、博士論文に関わる話が年1回だけできるチャンスである。 これまでは六師外道から宗論まで、議論の歴史を紹介していたが、今年から「ヘートワーバー …
地区教育委員会協議会。「ダイバーシティとインクルージョン」「自由に意見を言えること」「主体的な学び」というお話を聞きながら、現状は事細かな学校マナーで統制され、はみだすと指導・注意される中では、怒られたくないから指示待ち …
本生譚(ブッダの前世物語)を六波羅蜜に分類して説いている。 かくまった鳩のために自分の肉を鷹に切り分ける王様、干ばつで飢えた人々に自分の身を食べさせる大魚、飢えた虎に自分の身を食べさせる婆羅門、首がほしいという婆羅門に首 …
著:大竹晋/筑摩書房 『「葬式に坊主は不要」と釈迦は言った』(北川紘洋、1993年)や『葬式仏教正当論』(鈴木隆泰、2013年)などで、僧侶が葬儀を行う根拠と是非が問われてきたが、本書は葬儀を、戒名、慰霊、追善、起塔(墓 …
著:平岡聡/春秋社 道元禅師が最晩年、病気療養のために京都に向かうとき、永平寺の留守を仰せつかった義介禅師に対し、「お前はまだ老婆心が足りないが、歳を重ねれば自然に身につくだろう」と教えられた(『徹通義介禅師喪記』など) …