布教師検定
今日、東京港区の曹洞宗宗務庁で行われた布教師検定を受検してきた。 布教師といっても街頭で勧誘活動を行うわけではなく、専ら檀家さん向けにきちんとした法話を行なうための資格である。現在は、梅花流の上級師範を受験する際にも必要 …
ケガ続き
土曜日の夜、本堂で御詠歌の練習をしていると長女が血相を変えてやってきた。「おばあちゃんが倒れてる！」練習を中断し、庫裡にかけつけると、玄関の土間におばあちゃんが落ちていた。車椅子が倒れ、ザリガニの水槽のわきでヒーヒー言っ …
ニルギリとノラキンジー
近所に「ペット美容室ぶるーむ＆Nilgiri雑貨店」というのがあるのだが、その前を通るたびに禅宗でよく読まれる『大悲心陀羅尼』を連想する。なぜか。 「ニルギリ（Nilgiri/नीलगिरि/நீலகிரி）」というのは …
家事と葬儀
毎週金曜日は長女の習い事と、妻がつくばから帰ってくるので慌ただしい。布団を上げて、散らかっているものを片付けて、掃除。これを朝のうちにやっておけばいいが、外出の用事があると夕方になる。まさに時間との戦い。 今日は母が忘年 …
水鳥は空の道
水鳥の 往くも帰るも 跡絶えて されども道は 忘れざりけり 道元が「応無所住而生其心を詠む」という題で詠んだ和歌である。梅花流では『高祖承陽大師道元禅師第二番御詠歌』としてお唱えされる。 この歌詞について、次のように解説 …