最終講義
定年退官される斎藤明・東大教授の最終講義。「空(クウ)を旅して四十年」と題して、ナーガールジュナの『中論』講読でした。解説しようとするといつもちんぷんかんぷんになる「空」ですが、それは縁起であると説かれます。しかも縁起と …
修証義の現代語訳(4)
第1章、第5章、第4章まで現代語訳にしたところで、そのままとなっていた修証義。先日、近くの方から連絡をいただき、残りの2章のことを尋ねられたのでようやく取り掛かった。 専門用語を使わないで現代語訳しているが、今回悩んだの …
犀の角経
経典勉強会でスッタ・ニパータの『犀の角経』を講読。友人を捨て、家族を捨てて、犀の角のようにただ独り歩めという教えは、大乗仏教にはない独特の味わいがあります。 しかし45番・58番には優れた友人が見つかれば、一緒に修行して …
『「学力」の経済学』
この頃の講演の元ネタです。著者は慶應の先生。どこかの誰かの子育て成功例を真似してもうまくいく保証はないというのは、妻とよく話していることでした。でもそれだと、何を指針にしたらいいか分からなくなってしまいます。そこで参照し …
法事未修
法事がまだの方にお知らせ状を発送。 お正月に札を貼り出してお知らせするのですが、この時期まで残っている方の供養をどうするか頭を悩ませます。これまで、・本堂で合同供養を行う→これを当てにして待っている方が出てくる・いきなり …