生より死にうつると心うるは、これあやまり也
枕経でときどき『正法眼蔵』から「生死(しょうじ)」を読んでいる。枕経では一般的に『遺教経』が読まれるが、これを道元禅師が解説した『正法眼蔵』の「八大人覚」のほうが聴いていて分かりやすいと聞き、読み始めた。その本には「道心 …
枕経でときどき『正法眼蔵』から「生死(しょうじ)」を読んでいる。枕経では一般的に『遺教経』が読まれるが、これを道元禅師が解説した『正法眼蔵』の「八大人覚」のほうが聴いていて分かりやすいと聞き、読み始めた。その本には「道心 …
毎年地元の公民館で行われている写経教室。写経の前に1時間ほどお経の話をして、心を落ち着かせてから写経を始めてもらっている。般若心経、法句経、修証義ときて、4年目の今年は仏遺教経を解説することにした。お釈迦様が亡くなる直前 …
大般若経全600巻を読んで家内安全や身心堅固を祈る大般若会。洞松寺では、おとなりの真言宗のお寺との交互開催のため2年に1回行われており、私が住職になって務めるのは今年で8回目となる。法要中、導師は第578巻の般若理趣分品 …
先月から今月にかけて、市内の集会所「まちの楽校本町館」にて、3回にわたる仏典講座を開催した。『法句経』をパーリ語原典で読むという試みである。 『法句経』などの初期経典は、お釈迦様の言葉(仏説)が多く(全てではない)含まれ …
「六親眷属、七世の父母、有縁無縁三界の万霊、法界の含識に回向す」法事などの供養でお経の後に読む回向文である。解説によれば読経の功徳を、父母・妻子・きょうだい、七代遡っての直系先祖、欲界・色界・無色界のすべてのみたま、あら …