『インド人はなぜ言い負かすのがうまいのか―誰でも交渉に強くなれる本』
どこまで本気なのか分からないような本だが、インド人の交渉の巧みさを実例を通して学ぼうという本。 「言い負かす」とあるが、基本的に相手を尊重して友好的な状態を作り、その中で自分の言い分を聞いてもらおうというものだ。筋さえ通 …
どこまで本気なのか分からないような本だが、インド人の交渉の巧みさを実例を通して学ぼうという本。 「言い負かす」とあるが、基本的に相手を尊重して友好的な状態を作り、その中で自分の言い分を聞いてもらおうというものだ。筋さえ通 …
方向性を失い行き詰ってきた現代において仏教をもう一度問い直し、そこから引き出される答えを社会に還元していくことはできないかを考察する本。 大谷大学と京都・相国寺での連続講義をもとにした講義録であり、話は拡散気味だが鋭い見 …
本質を見失って形骸化している葬儀を、日本人の習俗文化という観点から捉えなおし、イメージに流されずに納得できる方法を探る書。 第一章では仏教伝来よりはるか前から日本人が 培ってきた葬祭の習俗と死生観を民俗学的見地から解説。 …
経済発展によって急激に先進国の生活を手に入れた中産階級を実例で描き、精神的な空虚からもてはやされる癒しとしてのヒンドゥー教、その背景となる現代インド史とヒンドゥー・ナショナリズムの問題を考察する。 あとがきで筆者は相変わ …
刊『寺門興隆』の人気連載「そもさん 玄侑和尚の説教部屋」を加筆修正したもの。 形骸化する葬祭、葬儀社の台頭、檀家離れ、お布施の使い道、オウム真理教やイラク戦争などの社会問題への対応、私生活との両立、後継者問題など、住職な …