『長い戒名ほど立派なのか』

「我利我利亡者ぼったくり坊主」がテキトウにつけた戒名よりは、自分自身や家族でふさわしい漢字を使って自作しませんか?という本。資料として戒名の歴史と戦国武将や殿様たちの戒名つき。 殿様の戒名は感心するほどたくさん調べられて …

『現代と仏教―いま、仏教が問うもの、問われるもの』

葬式仏教によってなおざりになってしまった現代の諸問題に、気鋭の仏教学者や僧侶が立ち向かった論考集。 掲載されている論考は序文を含め16篇。生命・環境といった倫理的な問題を第1部に、仏教と社会との関わりの歴史を第2部に、実 …

『疑う技術―ウソを見破る9つの視点』

世の中に蔓延する当たり前が、疑ってみると結構怪しいことがたくさんある。これをセールス(ポイント制は本当にお得?)、数字(予備校・塾の合格率は本当?)、言葉(「××協会」って公的機関?)、「科学的」(梅干が血液をサラサラに …

『坊主のバチ当たり経済学』

お坊さんも人間であるからして物欲も性欲もある、そんな赤裸々な姿をぶっちゃけて書いたという本だった。 「経済学」と題しているからには統計的なデータに基づいた考察を期待していたのだが、お布施何十万円とか具体的な数字がときどき …