『大乗経典の誕生』
仏滅後500年後に新興した大乗仏教が、どのような意図があって生まれ、どのようにして自らを権威づけていったかを丁寧に読み解いていきます。死後神格化されていったブッダを、「誰でも仏になれる」という主張のもとで再び開かれた存在 …
仏滅後500年後に新興した大乗仏教が、どのような意図があって生まれ、どのようにして自らを権威づけていったかを丁寧に読み解いていきます。死後神格化されていったブッダを、「誰でも仏になれる」という主張のもとで再び開かれた存在 …
竹倉史人『輪廻転生』(講談社現代新書)読了。生まれ変わりの思想を「再生型」(同族内の生まれ変わり)「輪廻型」(繰り返される生まれ変わり)「リインカネーション型」(霊魂の進化)に分け、世界中の事例を分析します。 西アフリカ …
この頃の講演の元ネタです。著者は慶應の先生。どこかの誰かの子育て成功例を真似してもうまくいく保証はないというのは、妻とよく話していることでした。でもそれだと、何を指針にしたらいいか分からなくなってしまいます。そこで参照し …
パオロ・マッツァリーノ著。この人の本を読んでいると、「混迷の現代において…」「最近の若い子は…」といった発言が眉唾に聞こえてくるようになります。 ・空き巣も振り込め詐欺もここ10年ぐらいで急激に減 …
鵜飼秀徳著、日経BP社。過疎化と宗教離れによってお寺が成り立たなくなる時代がどんどん近づいていることを痛感しました。 空き寺が増える現状には、僧侶の体たらくも一因になっている、都市が消滅するのに、寺や神社だけが生き残るこ …