『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』

買ってから読み始めるまで時間がかかったが、タイトルほど重くなく、分かりやすい思考実験のおかげで難解でもなかった。 死ぬ前はまだ死んでいないから怖くない。死んだら(魂や来世などを認めない立場では)もう存在しないから怖くない …

『自分では気づかない、ココロの盲点』

著・池谷裕二、講談社ブルーバックス 正しくないのに、進化の過程か本能かで間違って行動してしまう「認知バイアス」のバリエーションをクイズ形式も入れて辞書的に列挙する。よくある行動パターンに名前がついているのが気持ちよく、今 …

『実践 幸福学 科学はいかに「幸せ」を証明するか』

友原章典著。経済学者がさまざまな論文から導きだされた幸福をデータとして示す。卒業アルバムの女性、メジャーリーグの選手名鑑に載っている選手でデュシェンヌ・スマイル(口だけでなく目元も笑っている)をしているかどうかで追跡調査 …

『畜生・餓鬼・地獄の中世仏教史』

著・生駒哲郎。蝉丸Pさんのおすすめ書籍に挙げられていた。『沙石集』『今昔物語集』を中心に、戦や敵討ちがあった時代、どのような行いをすると死後どこにいくと考えられてたかを整理している。 三業(現報、生報、後報)は、罪の重さ …