降魔経(魔訶責経)
中部経典第50経。目連尊者の修行の邪魔をする悪魔に、目連尊者は前世で悪魔だったこと、仏教者の修行を邪魔して地獄に落ちて苦しんだことを説き、悪魔を退散させる話である。 悪魔がバラモンに取り憑いて、比丘たちを叱責・罵倒した時 …
中部経典第50経。目連尊者の修行の邪魔をする悪魔に、目連尊者は前世で悪魔だったこと、仏教者の修行を邪魔して地獄に落ちて苦しんだことを説き、悪魔を退散させる話である。 悪魔がバラモンに取り憑いて、比丘たちを叱責・罵倒した時 …
灰作務(はいざむ)とは、香炉の灰をふるいにかけて線香の燃えさしを取って戻し、専用の器具を使ってならす作業である。滑らかにならすのは難しく、修行中に怒られていたのを思い出す。心を込めてやらないと滑らかにはならず、今も上手に …
宗務所の職員さんが夏に寺々を周って撮影して下さった「DVD奉詠大会」をお茶を飲みながら鑑賞。昨年以来、練習会がほとんど開かれなくていたが、今年はこのおかげで何回か集まることができた。来年は集まって開催されることを願ってい …
著・川添愛(東京大学出版会) 帯に「読むなよ、絶対に読むなよ!」と書いてある(笑)。タイトルはポルトガル語で、「何でもあり」の格闘技。『UP』という、東京大学出版会のPR誌に連載されていたものだが、現役にはおよそ理解でき …
羽矢辰夫・著/春秋社 八万四千の法門ともいわれ、無尽誓願学なる仏教思想をこの1冊で「全容解明」とは、さすがに大上段に構えすぎではないかと思うが、読んでみると現代的な「凡夫」の視点からわかりやすく初期経典を読み解いている。 …