死ぬ瞬間
E・キューブラー・ロス著・鈴木晶訳/読売新聞社 数多くの末期患者とのインタビューをもとに、精神科医が人が死をどのように受け入れていくかを記した本。医療関係者必読とされている本だが、現代版『死者の書』とも言える中身に宗教 …
E・キューブラー・ロス著・鈴木晶訳/読売新聞社 数多くの末期患者とのインタビューをもとに、精神科医が人が死をどのように受け入れていくかを記した本。医療関係者必読とされている本だが、現代版『死者の書』とも言える中身に宗教 …
玄侑宗久作/文藝春秋 現役僧侶が芥川賞を受賞したということでとても気になっていたのだが、オカルトっぽいかなとこれまで読んでいなかった。 人が死んでから49日の間を中陰(ちゅういん)という。その間故人がどういう道を辿る …
「力をもいれず、心をも費やさずして仏の位に入る(正法眼蔵生死)」 3泊4日で御詠歌の研修会。梅花流師範養成所を修了した中から推薦された全国30数名の僧侶が集まり、朝の8時から夜の8時までみっちりと御詠歌をお習いする。すで …
恩師の上村勝彦先生(現東大教授)が突如としてお亡くなりになった。58歳。 かつて印度哲学の学者は長生きだと言われてきた。同窓会では長寿祝の年齢を上げないと祝いきれないくらいだったが、その下の世代で急に亡くなられる方がこの …
イッセー尾形のひとり芝居を見に行く。「意地悪ばあさん」の巡査役で出演していたころからだいぶ経つはずなのに、見たところまだまだ若い。それでも中年男性の役ははまりにはまっていたけれど。 人間をミクロな視点でとらえるのが大好き …