2つの晋山式
先週、今週と引き続いて近くのご寺院で晋山式が行われ、お手伝いに参加してきた。 晋山式とは住職が弟子をとって大和尚になる一世一代の式である。中心となる法要は、住職が須弥壇に登り次々と浴びせられる法問に答えていく「晋山上堂」 …
先週、今週と引き続いて近くのご寺院で晋山式が行われ、お手伝いに参加してきた。 晋山式とは住職が弟子をとって大和尚になる一世一代の式である。中心となる法要は、住職が須弥壇に登り次々と浴びせられる法問に答えていく「晋山上堂」 …
「六親眷属、七世の父母、有縁無縁三界の万霊、法界の含識に回向す」法事などの供養でお経の後に読む回向文である。解説によれば読経の功徳を、父母・妻子・きょうだい、七代遡っての直系先祖、欲界・色界・無色界のすべてのみたま、あら …
昨日、市PTAの研修会で、「映像メディアの幻想と弊害―むかつく・きれる・不登校・大人になれない青少年の背景にあるもの―」というタイトルで仙台の小児科医の講演会を聴いてきた。 タイトルの通り、現代の子供が自己肯定感がない、 …
アショーカ王に、クナラ太子という息子がいた。気高く美しい眼をもっていたが、お寺で僧侶から、眼があまりに美しすぎて将来失われそうなこと、そのため仏の教えを学んで、心の眼、法の眼を開くように言われる。そのうち義理の母である王 …
8月20日から5日間にわたって松本の信州大学でシンポジウム「伝統知の継承と発展―インド哲学史における”テキスト断片”の意味をさぐる」が行われ、1日半だけ参加してきた。昨年、存在論をテーマに開かれた …