密厳流について
3月4日、地元の師範・詠範で港区愛宕の真言宗智山派総本山智積院東京別院・真福寺に行き、密厳流遍照講の相川孝巠講長から約2時間にわたり、ご講義を賜った。たいへん感銘を受けたので箇条書きにてメモ。 密厳流のもとになったのは大 …
3月4日、地元の師範・詠範で港区愛宕の真言宗智山派総本山智積院東京別院・真福寺に行き、密厳流遍照講の相川孝巠講長から約2時間にわたり、ご講義を賜った。たいへん感銘を受けたので箇条書きにてメモ。 密厳流のもとになったのは大 …
(一)衆生済度の誓願に 常に在す御仏の 慈悲の光に照らされて 命耀う嬉しさよ あなたの真前に向き合わん 利行の道の同朋として (二)山河自然の厳しさと 恩恵に而今を生かされて 利他の功徳を積む人の 花の笑顔ぞ …
水鳥の 往くも帰るも 跡絶えて されども道は 忘れざりけり 道元が「応無所住而生其心を詠む」という題で詠んだ和歌である。梅花流では『高祖承陽大師道元禅師第二番御詠歌』としてお唱えされる。 この歌詞について、次のように解説 …
3月5日から2日間にわたって、山形・赤湯温泉にて御詠歌の研修会が行われ、主催者事務局長を務めさせて頂いた。ハードながら楽しい仕事だった。 この研修会は、福島、宮城、最上村山、置賜の4エリアで御詠歌を教えている和尚さんと寺 …
曹洞宗で梅花流詠讃歌が始まって来年で60年、その教学的な位置づけは今なお曖昧なところがある。御詠歌嫌いを公言して憚らない和尚さんや、おばあちゃん方のお茶飲みの口実ぐらいだと思っている檀家さんもいる(あながち間違っていない …