一発芸

 3泊4日で御詠歌の研修。こうした合宿はこれまでのトータルで36泊46日も参加している。朝8時から夜8時まで一日中講習があり、同じ仲間と寝食を共にしてきた。  そんな仲間と講習が終わってから飲みに行く。1日中声を出して喉 …

床屋

たいてい自分の頭は「エアーバリカン」という祖父の遺品を使って自分で刈るのだが、何ヶ月かに一回は顔剃りをしてもらいたくなり、床屋に出向く。月曜日の昼間に若い男が現れて、「できるだけ短くお願いします」なんて言うので、床屋さん …

『始まりはインドから』

恩師、故上村勝彦先生の遺稿集が届けられた。筑摩書房刊。インド詩学の大家であり、インド二大叙事詩のひとつ『マハーバーラタ』の日本語訳に取り組んでおられたさなかに病魔にたおれられた先生が、小さい書籍などに寄せられた法話・イン …